エルメスのネクタイはダサいのか?噂の真相や愛用者の口コミを紹介
2025年6月27日
「エルメスのネクタイがダサいと言われているのはなぜ?」
「特定の柄やカラーがダサいとされているなら、種類を知りたい」
このように考えていませんか。
エルメスは、バッグだけでなくアパレルにも力を入れているブランドです。
高品質でスタイリッシュなアイテムを多く発表し、世界中に数多くのファンが存在します。
一方で「ダサい」と評価する方も一定数存在するのが事実です。
本記事では、エルメスのアパレルアイテムのなかでも、ネクタイに焦点を当てて「ダサい」と言われている原因を解説します。
人気のネクタイ・スーツに合わせやすいカラー・エルメスのネクタイの特徴も解説しているため、購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
エルメスのネクタイに対して「ダサい」という意見がある理由

前提として、エルメスのネクタイにダサいとされる種類は存在しません。
しかし、一部の方からは「ダサい」と評価されているのも事実です。
エルメスのネクタイがダサいと言われている要因として、以下の2つが挙げられます。
ひとつずつ見ていきましょう。
理由①:デザインや色が個性的で派手
エルメスのネクタイには、個性的なデザインが多くあります。
例えば、ロケットモチーフの「ヴェール・ランフィニ」や、動物などがモチーフの「グレン・ドゥ・チャンピオン」などです。
明るい色使いや大胆なモチーフは、エルメスらしさともいえる魅力ですが、TPOに合わない場合があります。
日本のビジネスシーンでは控えめなデザインが好まれるため「常識がない」と揶揄されるケースも少なくありません。
また、柄や色によっては上級者向けのセンスが求められるため、うまく着こなせないと「センスがない」「ダサい」と見られてしまうようです。
理由②:ビジネススーツに合わせにくい
エルメスのネクタイは、ビジネススーツと合わせづらいという声もあります。
特に明るく可愛らしいデザインやカラフルな配色は、日本のビジネススタイルと相性が悪いと感じられがちです。
国内のオフィスでは、落ち着いた色味やシンプルな柄が主流です。
派手なネクタイは浮いてしまい、Vゾーン(胸元)のバランスが崩れる可能性があります。
また、カジュアルな職場ではノーネクタイが一般的なため、そもそも着用する場面が少ないという事情もあります。
上記の背景から、エルメスのネクタイを身に着けると「スーツと合っていない」「浮いている」と見られ、「ダサい」と感じられているようです。
【シーン別】エルメスのネクタイで人気のシリーズ

エルメスのネクタイをダサいと言わせないためには、シーンに応じて柄を選択するのが重要です。
本記事では、以下のシーンに適した人気のシリーズを紹介します。
ご自身の着用シーンに合わせて、参考にしてみてください。
フォーマルなビジネスシーン
フォーマルなビジネスの場では、落ち着いた印象のネクタイが好まれるため、「ファソネH」や「テール・ドゥ・H」がおすすめです。
公式オンラインショップ
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購入可能
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価格
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40,700円
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カラー展開
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17色
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柄
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エルメスの「H」を細かく配置
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素材
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絹100%
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ネクタイの幅
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7cm
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※2025年6月時点の情報
「ファソネH」は、ジャカード織でH柄が全体に規則的に並んでいるのが特徴です。
カラーによっては無地に見えるため、スーツスタイルでも違和感がありません。
公式オンラインショップ
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購入可能
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価格
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40,700円
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カラー展開
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3色
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柄
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エルメスの「H」が小さく織り込まれている
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素材
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絹100%
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ネクタイの幅
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7cm
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※2025年6月時点の情報
「テール・ドゥ・H」は、上品で控えめな仕上がりが特徴で、ビジネスの場に適しています。
柄が幾何学的で目立ちすぎず、フォーマルな装いに合わせやすいデザインです。
カジュアルなビジネスシーン
カジュアルなビジネススタイルでは、少し遊び心のある「マイヨン・リズム」や、「アプレ・ラ・クルス」が人気です。
公式オンラインショップ
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購入可能
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価格
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40,700円
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カラー展開
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8色
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柄
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シェーヌダンクルのモチーフを細かく配置
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素材
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絹100%
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ネクタイの幅
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7cm
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※2025年6月時点の情報
「マイヨン・リズム」は、エルメスの象徴的なシェーヌダンクル(錨の鎖)をモチーフとしています。
幾何学柄のため、単体では派手に見えても、スーツに合わせると意外になじみます。
カラー展開も豊富で、アクセントとしての活用も可能です。
公式オンラインショップ
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ブティックのみでの購入
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価格
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40,700円
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カラー展開
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1色
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柄
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馬蹄とストライプを交互に配置
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素材
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絹100%
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ネクタイの幅
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7cm
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※2025年6月時点の情報
「アプレ・ラ・クルス」は、馬蹄と6本のストライプが交互に配置されている、デザイン性の高いネクタイです。
深い青色(マリン)をベースに、白とさりげないピンクのストライプが上品に織り込まれています。
華美すぎず、かつ個性を出したいときに最適です。
おしゃれに出かけたいプライベート
プライベートでおしゃれを楽しみたいときは、華やかさや季節感を感じさせる「フロコン・アン・ヴラック」や「ユニ」がおすすめです。
公式オンラインショップ
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ブティックのみでの購入
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価格
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40,700円
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カラー展開
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1色
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柄
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雪の結晶
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素材
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絹100%
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ネクタイの幅
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7cm
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※2025年6月時点の情報
「フロコン・アン・ヴラック」は、雪の結晶をモチーフとしたネクタイです。
季節は冬に限定されますが、コーディネートの主役になります。店舗販売のみのため、購入する際は在庫の確認が必要です。
公式オンラインショップ
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購入可能
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価格
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31,900円
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カラー展開
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7色
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柄
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無地
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素材
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絹100%
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ネクタイの幅
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6cm
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※2025年6月時点の情報
「ユニ」は、シルク100%のニットタイで、スクエアエンドの剣先が特徴です。
カジュアルな印象を与えつつ、素材が高品質なため、上品にも写ります。
スーツスタイルを少し柔らかく見せたいときにおすすめで、プライベートでも違和感なく使えます。
パーティーなどのドレスコード
ドレスコードのあるパーティーでは「シュヴォー・アン・シンメトリー」や「24・トゥ・706」が人気です。
公式オンラインショップ
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購入可能
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価格
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68,200円
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カラー展開
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1色
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柄
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シュヴォー・アン・シンメトリーのモチーフ
生地はシャドーレジメンタル
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素材
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絹100%
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ネクタイの幅
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7cm
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※2025年6月時点の情報
「シュヴォー・アン・シンメトリー」は、ブラックを基調としたデザインで、シャドーレジメンタルがほどよいアクセントになっています。
柄が剣先にのみ施されているため、ジャケットを脱いだときにエルメスとわかる仕様となっています。
公式オンラインショップ
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購入可能
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価格
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40,700円
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カラー展開
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5色
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柄
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馬車
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素材
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絹100%
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ネクタイの幅
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7cm
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※2025年6月時点の情報
「24・トゥ・706」は、馬車と御者が連なっているエルメスらしいデザインのネクタイです。
動物モチーフでありながらエレガントな仕上がりで、プライベートなパーティー向けとして人気があります。
ただし、フォーマルなパーティーにはあまりおすすめできません。
特別な日のプレゼントとして
贈り物としては、使いやすいデザインが好まれます。無難で人気が高いのは「Hシェヴロン」です。
公式オンラインショップ
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購入可能
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価格
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40,700円
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カラー展開
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2色
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柄
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ヘリンボーン風
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素材
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絹100%
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ネクタイの幅
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7cm
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※2025年6月時点の情報
Hの文字がヘリンボーンのように並んだデザインのネクタイです。
グレーやマリンなどの落ち着いたカラー展開で、ビジネスからフォーマルまで幅広く活用できます。
場所を選ばないため、自分用だけでなくプレゼント用として人気です。
エルメスのネクタイの口コミ・評判

エルメスのネクタイに関するリアルな口コミ・評判を調査してみました。結果は以下のとおりです。
エルメスのネクタイに対しては、全体的に評価が高い傾向があります。
実際の口コミを見ると「ダサい」と感じている人はほとんど見られません。
SNS上では、品質やデザイン性に満足している声が多く投稿されています。
スーツ似合うネクタイカラーの選び方

エルメスのネクタイを選ぶときは、スーツに合う色を意識するのが大切です。
色選びを間違えると、どんなに上質なネクタイでも「ダサい」と思われてしまう可能性があります。
以下の基準を参考に、ネクタイの色を選んでみて下さい。
無難なのは、スーツの色に合わせたネクタイを選ぶ方法です。
例えば、ネイビーのスーツに濃紺のネクタイを合わせると、ワントーンコーデとしてまとまります。
総柄や派手なデザインを選ぶ場合は、マリンブルーやダークグリーンなどの落ち着いた色合いを選ぶと上品に見えます。
鮮やかな色のネクタイを使いたいときは、スーツの方を調整するのがおすすめです。
チャコールグレーやネイビーなどの無地と合わせると、上品なコーディネートに仕上がります。
エルメスのネクタイを購入する年齢層

エルメスは幅広い世代に愛されているブランドです。
ブランド全体の年齢層は30〜40代が約半数を占め、次いで50代が多い傾向です。
しかし、20代の購入者も一定数存在し、若年層からの支持も見られます。
エルメスのネクタイはおおむね4万円台で、ネクタイとしては高額ですが選びやすい価格帯です。
はじめてエルメスの製品を購入する方が、最初のアイテムとして選ぶケースも少なくありません。
また、誕生日や昇進祝いなどの節目に贈るギフトとしても人気があります。
エルメスのネクタイが選ばれる理由

エルメスのネクタイに対して「ダサい」と評価する方もいますが、実際は多くのビジネスマンに選ばれています。
エルメスのネクタイが選ばれる理由は、以下のとおりです。
ひとつずつ見ていきましょう。
【素材】世界屈指の高品質なシルクを使用
エルメスのネクタイには、世界的に評価の高いブラジル産のシルクが使われています。
上品な光沢と繊維が密に織られているため、結び目が崩れにくく、シワもなりにくいのが特徴です。
発色にも優れており、鮮やかな色でも落ち着いた印象に仕上がります。
手触りが柔らかく滑らかなため、着け心地も申し分ありません。
【技術】手作業による製法で使いやすい
エルメスのネクタイは、機械による大量生産ではなく、職人の手作業によって丁寧につくられています。
特徴的なのが、裏地と芯地にゆとりをもたせる縫製技術です。
この縫製により、立体感のあるエレガントなシルエットが生まれます。
ノット(結び目)部分には「たるみ糸」と呼ばれる工夫がほどこされており、長く使っても伸縮性が落ちにくい構造になっています。
また、ツイル織りを多用しており、芯地がしっかりしているため、結びやすく型崩れしにくいのも特徴です。
見た目だけでなく、実用性にも配慮されている点が、エルメスのネクタイが選ばれている理由のひとつです。
【デザイン】他と被らない上品なデザイン
デザインの豊富さと独自性も選ばれる要因のひとつです。
H柄・アニマルモチーフ・日用雑貨モチーフなど、遊び心があるデザインが豊富にそろっています。
ジャンルで分けると、クール・エレガント・キュートなど幅広く、それぞれのシーンや好みに合わせて選択可能です。
プリント織りの技術を駆使して、柄の表現に奥行きを持たせている点も特徴です。
裏地にまで工夫があり、見えない部分に遊びを加えたデザインは、ファッションを楽しむ気持ちを引き立ててくれます。
エルメスのネクタイの購入方法

エルメスのネクタイの購入方法は、主に4つあります。
最もおすすめの方法は、エルメスの正規店です。
実物を直接見て、色・柄・素材の質感を確かめられるほか、公式オンラインショップで購入できないネクタイも売っている可能性があります。
近くに店舗がない方は、エルメスの公式オンラインショップを利用する方法も有効です。
全ての現行モデルはそろっていませんが、自宅にいながら手軽に購入できます。
中古品の販売店では、生産終了・廃盤・希少価値の高いネクタイを購入できる可能性があります。新品よりも低価格で購入できる点もメリットです。
フリマアプリやオークションサイトなどの個人間取引で購入する方法もあります。
中古品の販売店と同じように、現行では手に入らないネクタイが購入できる可能性があります。
一方で、偽物が流通しているケースもあるため、不自然に安い価格で出品されていたり、出品者の情報が不審だったりする場合は、取引を控えるのがおすすめです。
どの方法にも一長一短がありますが、安心して本物のエルメスのネクタイを購入したいのであれば、正規店での購入が最もおすすめです。
エルメス以外におすすめのブランド

エルメス以外にも、おしゃれで上品なネクタイの購入が可能なブランドは多く存在します。
なかでもおすすめなのが、以下の3つのブランドです。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
アルマーニ
アルマーニは、イタリアを代表するファッションブランドです。
もとは紳士服に特化していたため、今でもスーツやネクタイの完成度には定評があります。
アルマーニのネクタイは、柔らかな素材を使いながらも形が崩れにくく、長時間つけても疲れにくいのが特徴です。
ジョルジオアルマーニ(高級ライン)では価格帯がエルメスと同じ40,000円台から、エンポリオアルマーニ(安価ライン)では約26,000円から購入できます。
デザインと機能の両方を求める方には、バランスのとれた選択肢といえます。
グッチ
グッチは、遊び心のあるデザインが特徴のブランドです。
代表的な「GG」ロゴや、蜂・蛇・虎などのモチーフが使われたネクタイは、個性を演出したい方に人気があります。
また、ドット柄やストライプ柄など、ビジネスにも使いやすい落ち着いたデザインも多くそろっています。
シーンに応じた選び方ができるため、年齢を問わず取り入れやすい点も魅力です。
価格帯はエルメスよりやや安く、36,000円台で購入できます。
ラルフローレン
ラルフローレンは、ネクタイからブランドの歴史が始まった背景を持っています。
伝統を重んじながらも、時代に合わせたデザインを提供しており、素材や縫製の丁寧さも魅力です。
シンプルで使いやすいデザインが多いため、ビジネスシーンに自然になじみます。
価格は20,000〜40,000円台まで幅があり、予算に応じて選びやすい点も利点です。
上品さを求める方におすすめです。
エルメスのネクタイが誕生した歴史

エルメスがネクタイの製作を開始したのは1949年です。
南フランスのカンヌにあるエルメスのブティックに、ネクタイを持っていない男性客が訪れた出来事がきっかけとなっています。
当時、カンヌのカジノにはドレスコードがあり、ネクタイを締めていなければ入場できませんでした。
急ぎで代用品を求めた客の要望に応えるため作成したのが、エルメスのネクタイの始まりです。
観光客が多く集まる立地と、ドレスコードのある施設の近さが、エルメス初のネクタイ誕生につながりました。
『買取大吉』では使わなくなったネクタイの買取が可能

『買取大吉』では、使用しなくなったネクタイの買取が可能です。
ネクタイのほかにも、さまざまなアパレルアイテムの買取に対応しています。
痛み・ほつれ・汚れ・カビがあるものでも問題ありません。
付属品がない状態でも査定可能なため、気軽にご相談ください。
なお、上記以外のアイテムも歓迎しています。
アイテムのジャンルによってお断りするケースはほとんどありません。
不要品を売却して、新しいネクタイを購入したい方は、ぜひ『買取大吉』の無料査定をお試しください。
まとめ:エルメスのネクタイはダサくないが色柄選びが重要

エルメスのネクタイに対して「ダサい」という意見を持つ方もいますが、あくまでも個人的な感想にすぎません。
一般的には、高品質でおしゃれなネクタイとして認識されています。
ただし、柄・カラー・着用シーンによっては、コーディネートがチグハグになり、トータルして「ダサい」と思われる可能性があります。
エルメスのネクタイの購入を考えている方は、自分の持っているスーツのカラーや装着シーンを想定して購入するのがおすすめです。