天保通宝 古銭
2024年4月12日
先日、【天保通宝】をお買取りさせていただきました。
天保通宝は「天保銭」とも言われ、江戸時代末期から明治にかけて日本で流通した天保時代の古銭です。中心に四角い穴が空いている穴銭で、小判のような楕円形をしており、表面には「天保通寳」と刻印され、裏面には穴の上部に「當百(とうひゃく)」、下部に「後藤家の花押」が刻まれているのが特徴となっております。
天保通宝に刻印されている「當百」は、1枚で100文に相当するという意味がありますが、当時は80文で流通していたため経済的混乱を招き、偽造されたものがたくさん出回ったと言われております。
天保通宝などの古銭には「母銭」と「子銭」「流通銭」があり、母銭とは、貨幣を鋳造する際に型となった貨幣のことを指し、当時は型に溶かした金属を流し込んで貨幣を作っていたため、鋳造に使用する型を母銭といい、流通させるために鋳造した貨幣を「子銭」や「流通銭」といいます。
母銭は流通数も少なく、天保通宝や他の種類でも高額で買い取られることが多い古銭と言われております。
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