薩摩切子
2024年4月29日
先日、【薩摩切子】をお買取りさせていただきました。
切子(きりこ)とは、ガラスの表面にカットを入れて模様付けをする技法を用いたガラス工芸で、「薩摩切子」や「江戸切子」などご存じの方も多いのではないでしょうか?
鹿児島県の伝統的工芸品である薩摩切子は、1846年(弘化3年)にその歴史が始まり、当時、薬品の実験に使用できる強いガラス器が必要であった薩摩藩は、江戸のガラス職人であった四本亀次郎を招き、ガラス器の製造を始めたとされています。
そして外国のガラス製造に関する書物を参考に薩摩切子は誕生したと言われております。その後、外国との交易品や贈り物として発展し、紅・藍・緑・黄色・白・黒という6色を使用した技法が開発され、1851年(嘉永4年)、薩摩藩第11代藩主の島津斉彬の代で薩摩切子は急成長を遂げ、その後、幕末を迎える頃には全国的に有名なカットガラスとなったと言われております。
薩摩切子は厚みと重厚感のあるガラスを使用し、美しいグラデーションの「ぼかし」が大きな魅力であり、特徴ともなっております。
今回ご紹介したもの以外にも、金などの貴金属やブランド品・カメラ・テレホンカード・切手・金券など幅広くお取り扱いしています!
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