2.カラー
カラー(color)は色のことです。 ダイヤモンド=無色透明のイメージが強いですが、中には黄色っぽいものもあります。 ダイヤモンドの色は23段階、D~Zに分けられます。 DEF =無色透明 GHIJ =ほぼ無色 KLM =ほんのり黄色 NOPQR =薄い黄色 STUVWXYZ=黄色 となっていて、無色なもの程高価になっていきます。 しかし、無色透明ではなく、黄色のものでも綺麗なものは「イエローダイヤ」と呼ばれ高価になります。 天然で高価なものばかりではなく、人工で作られた価値の低いものが多く出回っていて、見極めが難しいことが多いです。 天然のイエローダイヤは無色透明より希少な為、非常に高値がつきます。 高価な色付きの天然ダイヤですが、イエローの他に、レッド、ピンク、オレンジ、グリーン、ブルー、パープル、バイオレット、ブラウン、ホワイト、グレー、ブラック等様々です。3.クラリティ
クラリティ(clarity)は透明度のことです。 ダイヤモンドの中には傷や内包物が見られることがあります。 もちろん、傷や内包物がなく、透明なものの方が高価になります。 ダイヤのクラリティは希少価値が高いものから順に、 FL(フローレス) 10倍に拡大で内包物無し、無傷 IF(インタナリーフローレス) 10倍に拡大して内包物無し VVS(ベリーベリースライトリー) 10倍の拡大では内包物の発見が難しい VS(ベリースライトリー) 10倍の拡大で内包物の発見がやや難しい SI(スライトリーインクルーデッド) 肉眼は難しいが、10倍に拡大で内包物がある I(インクルーデッド) 肉眼で簡単に内包物がわかる の6段階の評価基準で分かれています。 FL、IFのものは殆ど市場には出回りません。 基本的にSI以上であれば綺麗なダイヤモンドに見えます。4.カット
カット(cut)は形状です。 唯一、人の技術が関わってくる評価基準になります。 最も有名なものはラウンドブリリアントカットといい、聞いたことのある人も多いと思います。 58面体で構成されており、ダイヤモンドの輝きを最も引き出すカットだと言われています。 カットは下記の5段階評価です。 Excellent(エクセレント) 最高級のカット Very Good(ベリーグッド) 光学的にも理想のカット Good(グッド) 理想的なカット Fair(フェアー) やや劣るカット Poor(プワー) 劣るカット カットバランスの良いExcellentの中にはハート&キューピットと呼ばれ、8個のハートと8本の矢が現れて見えます。 カット、対象性、研磨の状態がExcellentのものは3EX(トリプルエクセレント)と呼ばれ、ハート&キューピットのものよりさらに希少になります。売却前の相談や買取金額の目安を知りたい方はコチラ!
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